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「自らの価値を証明して、ふさわしいポジションにつく」をスペイン語で何と言うか?

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おはようございます!

スペイン語と日本語の現役プロ通訳、タクミです。

 

今日のテーマは、「自らの価値を証明し、ふさわしいポジションにつく」をスペイン語で何というかです。

 

今回も実用例を交えて紹介します。

 

早速、私が見つけた表現を紹介します。

 

“demostrar lo que valen y posicionarse en el lugar que merecen”

 

現時点で最も適切な表現の仕方

この表現も現時点での「最適解」です。

 

関連記事:「最適解」とは?

study-spanish.hatenablog.com

 

今回の表現はちょっと考えたら出てくる表現だと思います。

ただ、この基本形を覚えておくと、いざという時に口からスムーズに出てきます。

 

自動的に出せるものが多いほど、 あなたのスペイン語のパフォーマンスは上がります。

力をかけるところとかけないところのメリハリがつけられるからです。

 

実用例:ネイティブはこう使っている

では、実用例を紹介していきます。

 

今回は以前紹介したことがある干支の記事からの例文です。

(例文)

Aunque en ciertas ocasiones no será fácil, la competencia y los nuevos desafíos que enfrenten les permitirá demostrar lo que valen y posicionarse en el lugar que merecen.

 

Fuente:  La Nación ( Argentina), consultado el 30 de marzo, 2018

 

内容はこんな感じです。

(拙訳)

時には簡単にいかないこともあるだろうが、競争や新たな課題に取り組む中で、自らの価値を示し、ふさわしいポジションに就くことができるだろう。

出所:La Nación(アルゼンチン)、2018年3月30日参照

 

主語に注意

例文では、主語が丑年生まれの人たちという複数形になっています。

なので、価値を示し、相応しいポジションにつく人が誰なのかで、動詞の活用を変えないといけません。

 

例えば私が、「自分の価値を示して、相応しいポジションを手に入れるんだ!」と言いたいときには、 

“Voy a demostrar lo que valgo y conseguiré posicionarme en el lugar que merezco.”

 

例えばあなたが、あなたの友達に対して一対一でゲキを飛ばすときには、

“¡Demuestra lo que vales y consíguete el lugar que mereces!”

 

あなたが野球のチームの監督で、選手を集めてゲキを飛ばすときには、 

オプション1. “Demuestren lo que valen y consigan el lugar que merecen!”

 

オプション2. “Demostremos lo que valemos y consigamos el lugar que merecemos!”

 

オプション1. の場合は、監督は選手たちを客観視しているニュアンスが出ます。

 

オプション2. の場合は、監督が選手と一体となって「みんなでやろうぜ!」っていうニュアンスが出ます。 

 

アメリカのオバマ前大統領だったら、間違いなくオプション2. を使って一体感を演出すると思います。

 

一味足しました

あと、いずれのケースでも、“conseguir” を足しました。

 

例文の場合は、“permitir” という動詞が前についているので "conseguir" が必要ないです。

 

つまり、例文では "permitir" が "conseguir" の役割を果たしてくれています(同じ意味というワケではないですが)。

 

しかし、私が作った案の場合、“posicionar” だけだと一味足りないので足します。

 

表現の豊かさ=インプットの量

表現の豊かさというのは、どれだけ表現したい言語でインプットをしたか次第です。

 

辞書を調べたらピンポイントで該当する単語が見つかるような表現だったらいいです。

 

でも、常にそんなピンポイントでハマる単語なんてないです。

 

だから私は地球の反対側の国の新聞の干支の欄を選んでます。

 

そこで、「私がこういう言い回し探してた!」という表現をメモってます。

 

私が丑年生まれなので、ずっと丑年のところの記述から参考例を引っ張ってきています。

 

意外に役に立つ表現が多くて、未だに丑年のところで止まっています。

 

短い文章のハズなんですが・・・

 

丑年のところが終わったら、 他の干支に関する記述もチェックしたいと思います。

 

意外に、日常生活やビジネスで使えるような表現がたくさんあります。

 

運勢占いなので、日常やお金に関した表現が多いというのは当然かもしれません。

 

今まで、こんな参考になる表現の宝庫を見過ごしていたことが信じられません。

 

運勢占いを読んでいることが恥ずかしい

運勢占いに目を通すのは、スペイン語が上手になりたいからです。

 

でも、正直なところ占いに興味があるというほうが大きいです。

 

大人になっても占いを読んでると言うは、正直恥ずかしいです。

 

もしカワイイ女の子に占いを読んでいるのがバレたら、「スペイン語の勉強のためだ!」と言い張ってゴマカシます。

 

たぶん、そんな私のたゆまぬ努力を見たカワイイ女の子は、きっと感心してくれるに違いありません。

 

誰も傷つかない。

罪のない嘘です。

 

まとめ

この記事があなたの参考になれば幸いです。

 

もっとスペイン語が上手になりたい。

 

キューバに住み込みでダンス修行がしたい!

 

以上、スペイン語と日本語の現役プロ通訳、タクミでした。