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スペイン語の時空感覚をつかめ!いつ動詞は過去未来形になるのか?

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おはようございます。

スペイン語と日本語の現役プロ通訳、タクミです。

 

スペイン語が上手になりたい人の味方、Study Spanish。

今日は、動詞が過去未来になるケースを取り上げます。

 

動詞の時空感覚をつかむのはむずかしい

私がスペイン語の中で最もむずかしいと感じていること。

それは、「いつ動詞が過去未来になるのか?」です。

 

ネイティブが過去未来を使っているのを聞いたら、その感覚は理解できます。

でも、自分が過去未来の時空を自由に使うことはできない。

 

今の私の現状はこんな感じです。

 

・場合によって、感覚的にここは過去未来だろうなと見当がつく

・自分が話しかけられる分にはすべて理解できる

 

この投稿の例文も、書き手が伝えたい時空感覚は理解できます。

 

事例の蓄積から法則をみつける

どんなふうに取り上げたらいいのか見当がつきません。

なので、しばらく実際の使用例を蓄積していくことにします。

 

実用例を蓄積していく中で、「こうなんじゃないか?」という法則を見つけます。

おそらく、白水社の中級スペイン語には書いてあると思いますが、なにぶん手元にないもので。

 

日本語の説明がないから、スペイン語での説明もさがしてみました。

でも、しっくり来ないんですよ。

 

ネイティブに聞いても、

 

・「それはそう言うから、そう言う」

・「なぜ過去未来なのかは説明できない。でも、ここは過去未来だ」

 

という感じで、答えしか返ってこない。

 

だから、腑に落ちる法則を自分で考えます。

なので、今の時点で答えがある訳ではないです。

 

ただ、むずかしい感覚だからこそ、体得するとレベルが上がるということです。

一歩先のスペイン語使いをめざす身としては、避けては通れないテーマです。

 

ネイティブはこう過去未来をつかう

クリスティアーノ・ロナウドがユベントスに移籍。

その後釜の最有力とされているのが、ネイマールです。

 

移籍が噂されるなかで、パリ・サンジェルマンのトップに対して、ネイマールが何を残留の条件として提示したのかを報道した記事です。

 

 

(例文1)

La condición que habría puesto Neymar para no irse del PSG

Fuente: Infobae (Argentina), 18 de julio de 2018

 

(内容1)

ネイマールがパリ・サンジェルマン残留のために提示したとされる条件

出所:2018年7月18日付、Infobae(アルゼンチン)

 

実用例ひとつだと法則はみつからん

この例だけ見ると、「不確かさ」がひとつの法則になるのかな...

そんな感じがします。

 

ただ、まだ法則として決めつけるには早い。

また、ボチボチ、実際の使用例を蓄積していきます。

 

長い目で見守ってください。

 

まとめ

この記事があなたの参考になればうれしいです。

 

もっとスペイン語が上手になりたい。

 

キューバに住み込みでダンス修行がしたい。

 

以上、スペイン語と日本語の現役プロ通訳、タクミでした。

 

あとがき

NHK ニュースの記事にも過去未来の実用例がありました。

でも、トランプが最初何を言って、どう訂正したのかがよくわからない。

 

 

もっとシンプルでわかりやすい例文をさがしてきます。

 

タクミ