Study Spanish!

スペイン語が上手になりたい人のためのオンラインメディア

続、スペイン語で《もしも》の話をしようと思う。 ~スペイン語の《時空感覚》をインストールする~

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おはようございます!

日本時間午前9時になりました。

 

スペイン語の変態<タクミ>です。

今日もメキシコから Study Spanish! をお送りします。

 

今日のスペイン語

今回は、スペイン語で《もしも》の話をする場合がテーマです。

スペイン語の《時空感覚》をインストールするのに役立ちます。

 

前回の記事からのつづきと考えてください。

前回記事

 

前回もお話しましたが、

 

・動詞の接続法過去

・動詞の直接法過去未来

 

この組み合わせを使って、《もしも》の場合に

 

・いつ

・どこで

・だれが

・なにを

・どうした

 

を表現します。

 

Study Spanish! の想い

日本人の「スペイン語レベルアップのお手伝いをしたい」です。

特にお手伝いできるのは、

 

・シンプルな文章で言いたいことは伝えられるけど

・細かいニュアンスまで伝えられるようになりたい

 

そんな願望をお持ちの方です。

 

まずは「シンプルに会話できるようになりたい」という方には、

スペイン語Youtuber、ノブシート(@オアハカ)の発信をおススメします。

www.youtube.com

 

私のツイッターでも時々、シンプルな表現を取り上げています。

もし興味があれば、フォローしてみてください。 

 

スペイン語の変態《タクミ》 (@studyspanishjp) | Twitter

 

ネイティブはこう表現する

今日はメキシコのメディア(El Universal)からの抜粋です。

メキシコが石油の輸出を止めたらどうなるか?という《もしも》の話です。

 

 

今回はあえて長々と文章を引用しています。

どれだけこの《もしも時空》が使われているかを感じてもらいたいです。

 

(例文)

El flujo de efectivo de la petrolera bajaría…por los ingresos que dejaría de recibir…y sería más volátil bajo el nuevo modelo de negocio…Pemex quedaría expuesta a mayor volatilidad del tipo de cambio…porque sus ingresos…serían en pesos…este nuevo plan pudiera forzar a PEMEX a importar crudo…situación que se sumaría a los riesgos cambiarios y de flujo de efectivo…la calidad crediticia de la petrolera se debilitaría, dependiendo de cuánto crudo importara…lo que significa que tendría menos dólares para pagar la deuda…la pérdida de esos recursos…podría ampliar el déficit fiscal…los planes de parar las exportaciones de petróleo privarían al gobierno de ingresos por casi 2% del PIB, con lo cual se vería forzado a aumentar impuestos…si se cancela el proyecto tendría una repercusión negativa sobre la percepción de los inversionistas…sería una indicación de que el gobierno no tiene una visión favorable.

Fuente: El Universal (México), 19 de octubre de 2018

 

(訳)

PEMEXのキャッシュフローは悪化するだろう。(輸出をなくすことで)受け取れなくなる収入がある。新しいビジネスモデルでは浮き沈みが激しくなるだろう。PEMEXはより為替変動の影響にさらされるだろう。なぜならPEMEXの収入がペソになるからだ。この新計画はPEMEXに原油の輸入をさせることになるかもしれない。為替、キャッシュフローに続くリスクになる。原油をどれだけ輸入するか次第でPEMEXのクレジットクオリティも弱まるだろう。つまり、債務返済のためのドル備蓄が少なくなるだろう。ドルが少なくなるということは財政赤字が広がるかもしれない。石油の輸出を止めるという計画はメキシコ政府からGDP%相当の歳入を奪うことになる。そうなれば税金引上げを避けられなくなるだろう。プロジェクトが取りやめとなれば、投資家のイメージも悪くなるだろう。政府がよく見られていないということを指し示すものになる

出所:19 de octubre de 2018年10月19日付、El Universal(メキシコ)

 

例文に出てくる動詞の過去未来形

・bajaría

・dejaría

・sería

・quedaría

・serían

・pudiera

・se sumaría

・se debilitaría

・tendría

・podría

・privarían

・se vería

・tendría

・sería…

 

直説法の過去未来ばかりです。

 

この過去未来は、仮に想定している《もしも》の状況で、

 

・何が起きうるか

・どんな状況になりうるか

 

を説明するパートです。

 

この文章でいう《もしも》の状況は、「PEMEXが石油の輸出を止めたら」です。

PEMEXが石油の輸出を止めたら「何が起きうるか?」という問いに答えています。

 

前回記事

 

まとめ

今回は、スペイン語で《もしも》の話をする場合をテーマにしました。

《もしも》モードで話す場合、どんな言葉づかいをするのか分かったと思います。

 

<動詞の直接法過去未来>

 

この動詞の形で、

 

① もしも〇〇だったら

② 〇〇だろう

 

の ②のパートを表現することができます。

 

スペイン語の《時空感覚》はインストールできたでしょうか?

この投稿があなたのヒントになればうれしいです。

 

《もしも》の話は上級者であってもむずかしいです。

正直、私も自分で文章を作らないといけないときに迷います。

 

<タクミ>ってだれ?

スペイン語の変態です。

ずっとスペイン語の事を考えています。

 

 

・スペイン語が上手になりたい

・キューバに移住してダンス修行がしたい

 

起きている時間はこれだけしか考えていません。

キューバではビーチめぐりもしたいです。

《キューバ最高のビーチTOP10》とか記事にしたいです。

 

では、また明日!

¡Hasta mañana!