Study Spanish!

スペイン語が上手になりたい人のためのオンラインメディア

“もしもXXになってなかったらYYになっていたと思う” をスペイン語でなんと言う? ~ぼくはスペイン語で《もしも》の話をしようと思う。~

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おはようございます!

 

スペイン語変態ブロガーの<タクミ>です。

スペイン語のレベルアップにつながる考え方をまいにち発信しています。

 

今日のスペイン語

今日のスペイン語はコレ(↓)です。

 

≪“もし〜になってなかったら、〜になっていたと思う”≫

“Si la vida no me hubiera arrastrado hasta el periodismo, tal vez habría sido bailarina”

 

この記事で学べること

この表現を通じて<もしもの話>をするときの文章の型を学べます。

過去の<もしもの話>は<接続法過去完了>と<過去未来完了>の組み合わせで表現します。

 

Study Spanish! の想い

Study Spanish! はスペイン語の初心者のために書いています。

スペイン語のレベルアップをしたいという初心者の方むけです。

 

10年くらい前、わたしは日々のコミュニケーションには支障がないレベルにいました。

でもネイティブと仕事で同等に渡り合えるレベルにはなかったです。

 

それから少しずつ勉強を積み重ねてきて、今では通訳ができるまでになりました。

自分がやってきた勉強法を昔の自分と同じ悩みをもっている人にシェアしたいです。

 

注:勉強法というより、<ネイティブのスペイン語のどんな所に目をつけて吸収していくのか>という<考え方>と言う方が正しいかもしれません。

 

大人になってからの外国語学習はひとりでマラソンを走るようになりがちです。

しかも、その走り方で<話せるようになる>というゴールにたどり着けるか確信がない。

 

孤独なレースです。

努力しても結果が出るか分からないという最悪な設定です。

 

ほかの外国語を習得したことがある人なら、確実にたどり着けると確信できます。

でも、スペイン語がはじめてマスターする外国語だと、その確信がわいてきません。

 

10年前の自分も、

 

「不自由なくスペイン語を話せるようになるんだろうか?」

 

と答えのない不安をもっていました。

 

そのとき自分が欲しかったのは、

 

・自分の勉強法(考え方、目のつけどころ、アプローチ)は正しいのか?

・「そのやり方で大丈夫」と勇気づけてくれる。

 

そんな先輩の存在でした。

偉ぶるつもりは全くありません。

 

「むかしの自分と同じ悩みを抱える人の役に立てたら」

 

と思っています。

ただそれだけです。

 

ネイティブはこう表現する

今日の例文は、コロンビアのメディア(El Colombiano)からの抜粋です。

エル・コロンビアーノは、コロンビアのメデジンという街のメディアです。

 

 

記事の本文ではなく、記事を書いた人の短い自己紹介文です。

(本文自体には、目が留まるところがなかったです)

 

コロンビアは地方ごとに独自の社会が発展しています。

首都のボゴタにすべてが一極集中しているわけじゃないです。

 

中南米では、経済活動も何もかもすべて首都に集中している国が多いです。

でもコロンビアでは首都以外の強い都市が独自の経済圏を形成しています。

 

今でこそ全国展開している企業が増えましたが、

かつてはこの地方にしかない企業がたくさんありました。

 

たとえば、メデジンの企業だったら、

 

・メデジン

・+アンティオキア(メデジンがある県)

・+その周囲(メデジンと経済的なつながりが強い場所)

 

この範囲内でしか企業活動を行っていないという感じです。

 

(例文)

Si la vida no me hubiera arrastrado hasta el periodismo, tal vez habría sido bailarina.

Fuente: El Colombiano (Colombia), 25 de agosto de 2017

 

(訳)

もしジャーナリストになっていなかったらもしかしたらダンサーになっていたかもしれない

出所:2017年8月25日付、El Colombiano(コロンビア)

 

ちょっと説明

“Si la vida no me hubiera arrastrado” は、あそび心のある言い方です。

「人生が私を引きずってなかったら…」、つまり「人生のきまぐれで~になった」という印象になります。

 

あそび心なく、ふつうに表現するとしたら、

 

Si no me hubiera hecho periodista, tal vez…”

 

でイイです。

 

まとめ

この投稿では、スペイン語で《もしもの話》をする方法をシェアしました。

 

≪“もし〜になってなかったら、〜になっていたと思う”≫

= “Si la vida no me hubiera arrastrado hasta el periodismo, tal vez habría sido bailarina”

 

もしもの話は上級者になっても迷います。

まずはこの基本的な形をおぼえるところから始めてみてください。

 

この投稿があなたのレベルアップの参考になればうれしいです。

継続すれば、あなたも上級者になれます。

 

<タクミ>ってだれ?

スペイン語の静かなるヘンタイです。

ずっとスペイン語の事を考えています。

 

スペイン語は大学の頃にはじめました。

かれこれスペイン語歴15年ほどです。

 

  • スペインに半年留学
  • そのままアルゼンチンに飛んでメキシコまでバックパッカー旅
  • メキシコで仕事
  • メキシコで大学院
  • ペルーで仕事
  • メキシコで仕事

 

飽き性のおかげで、ふらふらした人生を送ってます。

ブレテないのはスペイン語が上手になりたいというところだけです。

 

今、心のなかにある願望は、

 

・スペイン語が上手になりたい

・キューバに住み込みでダンス修行がしたい

 

です。

では、また明日!

¡Hasta mañana!