Study Spanish!

スペイン語が上手になりたい人のためのオンラインメディア

《愛国心/祖国愛》《 XXX がいちばん高まる場所》 をスペイン語でなんという?

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おはようございます!

日本時間午前9時になりました。

 

スペイン語の変態<タクミ>です。

今日もスペイン語レベルアップのためのブログ、Study Spanish! をお送りします。

 

今日のスペイン語

今回はつぎの2つ表現をシェアします。

 

① 《愛国心/祖国愛》

“sentimientos patrios”

 

② 《XXXがいちばん高まる場所》

“el lugar con mayor suma de XXX”

 

この表現を知らなかったら…

 

① “el amor por nuestra patria”

② “el lugar donde sentimos más fuerte XXX”

 

こんな(↑)べつの表現でも意図は伝えられます。

 

シンプルで分かりやすいし、まちがいはないです。

でも、今日の表現の方が 《格調高い響き》 が出ます。

 

注:《格調高い》分《堅い響き》がします。友達同士の会話などには向いてないです。

 

Study Spanish! の想い

私の想いは、日本人の方の<スペイン語レベルアップのお手伝いをしたい>です。

日本人の中でも特にお手伝いできるのは、

 

・シンプルな文体で意図は伝えられるけど

・もっと細かいニュアンスまで伝えられるようになりたい

 

そんな願望をお持ちの方です。

 

まずは「シンプルに会話できるようになりたい」という方は、

スペイン語Youtuber、ノブシートさん(@オアハカ)の発信をおススメします。

 

・ノブシートのYoutubeチャンネルwww.youtube.com

 

spanish-change.com

 

私のツイッターでも時々、シンプルな表現を取り上げています。

もし興味があれば、フォローしてみてください。

twitter.com

 

ネイティブはこう表現する

実際にネイティブが今日の表現をつかっている実例をシェアします。

今回の例文は、キューバの議長(一番えらい人)のツイートです。

 

 

(例文)

Estamos en La Demajagua, el lugar donde con mayor suma de sentimientos patrios.

Fuente: @DiazCanelB (Twitter), 10 de octubre de 2018

 

(訳)

いま、愛国心いちばん高まる場所、ラ・デマハグアにいます。

出所:2018年10月10日付、El Financiero(メキシコ)

 

《愛国心/祖国愛》

→ とくに説明なしです。

そのまんま覚えてください。

 

《いちばん高まる場所》

“el lugar con mayor suma de XXX”

 

“mayor suma” は<もっとも集まる/足される>が辞書的な意味です。

文章全体から自然にきこえる日本語を考えると<高まる>になります。

 

まあ、こういうフォーマルな場面でしか使わない表現です。

《シンプルな話し方だけ分かればいい》 という方には不要な表現です。

 

 

150年前の今日、キューバ独立がはじまった

 

10月10日は、キューバにとって重要な日です。

1868年の今日、第一次キューバ独立戦争の狼煙があがりました。

 

 

フィデル・カストロが指揮したキューバ革命(1959年)。

この革命は、150年前の独立戦争の後継に位置づけられています。

 

 

それで今日、独立戦争が宣言された街で町が行われています。

その町が<ラ・デマハグア>と言います。

 

 

キューバの右端(東)、グランマ州にある小さな町です。

革命とか独立の話をするときのスペイン語は《エモい》です。

 

まとめ

この投稿では2つの表現をテーマにしました。

 

① 《愛国心/祖国愛》

“sentimientos patrios”

 

② 《XXXがいちばん高まる場所》

“el lugar con mayor suma de XXX”

 

この投稿があなたのレベルアップのヒントになればうれしいです。

継続すれば、あなたも上級者になれます。

 

<タクミ>ってだれ?

スペイン語の変態です。

ずっとスペイン語の事を考えています。

 

スペイン語の変態《タクミ》(@studyspanishjp)さん | Twitter

 

スペイン語は大学の頃にはじめました。

かれこれスペイン語歴15年ほどです。

 

スペイン語圏で行ったことがない国はこの3つです。

 

・エルサルバドル(用事があったら行きたい)

・ベネズエラ(今の混乱が落ち着いたら行きたい)

・ウルグアイ(アルゼンチンに行ったついでに行けたらイイな)

 

飽き性のせいで、フラフラした人生を送っています。

長くつづけられたのは、スペイン語と野球だけです。

 

今、心のなかにある願望は、

 

・スペイン語が上手になりたい

・キューバに住み込みでダンス修行がしたい

 

では、また明日!

¡Hasta mañana!

 

《 YY は XX の代名詞》 をスペイン語でなんという?

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おはようございます!

日本時間午前9時になりました。

 

スペイン語の変態<タクミ>です。

今日もスペイン語レベルアップのためのブログ、Study Spanish! をお送りします。

 

今日のスペイン語

今回は《YYはXXの代名詞》をどう表現できるか一例をシェアします。

 

《YYはXXの代名詞》

“YY es sinónimo de XX”

 

この表現を知らなかったら…

 

・“YY es una de las características principales de XX”

・“YY es una de las características principales de XX”

 

こんな(↑)べつの表現でも意図は通じます。

でも、長くなっちゃいます。

 

《“YY es sinónimo de XX”》

 

これで同じことをギュッとコンパクトに表現できるようになります。

原則、文章はなるべく短いのが正義です。

 

 

Study Spanish! の想い

私の想いは、日本人の方の<スペイン語レベルアップのお手伝いをしたい>です。

日本人の中でも特にお手伝いできるのは、

 

・シンプルな文体で意図は伝えられる

・でも、日本語のように細かいニュアンスまで伝えられるようになりたい

 

そんな願望をお持ちの方です。

 

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ネイティブはこう表現する

では、実際にネイティブが今日の表現をつかっている事例をお見せします。

今回の例文は、メキシコのメディア記事からの抜粋です。

 

 

(例文)

En el caso del MUFG tiene en sus fortalezas una cultura japonesa que es sinónimo de disciplina

Fuente: El Financiero (México), 9 de octubre de 2018

 

(訳)

三菱東京UFJ銀行の強みは規律の代名詞である日本の文化だ。

出所:2018年10月9日付、El Financiero(メキシコ)

 

《YYはXXの代名詞》

今日の例文はこういう(↓)つくりになっています。

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まとめ

この投稿では 《YYはXXの代名詞》 を取り上げました。

 

《YYはXXの代名詞》

“YY es sinónimo de XX”

 

この投稿があなたのレベルアップのヒントになればうれしいです。

継続すれば、あなたも上級者になれます。

 

<タクミ>ってだれ?

スペイン語の変態です。

ずっとスペイン語の事を考えています。

 

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スペイン語は大学の頃にはじめました。

かれこれスペイン語歴15年ほどです。

 

・スペインに半年留学

・アルゼンチン~メキシコまでバックパッカー旅

・メキシコで仕事

・メキシコで大学院

・ペルーで仕事

・日本で仕事

・メキシコで仕事

 

飽き性のせいで、フラフラした人生を送っています。

長くつづけられたのは、スペイン語と野球だけです。

 

今、心のなかにある願望は、

 

・スペイン語が上手になりたい

・キューバに住み込みでダンス修行がしたい

 

では、また明日!

¡Hasta mañana!

239 《すべての面において》 をスペイン語でなんという?

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おはようございます!

日本時間午前9時になりました。

 

スペイン語の変態<タクミ>です。

今日もスペイン語レベルアップのためのブログ、Study Spanish! をお送りします。

 

今日のスペイン語

今回はつぎの2つのテーマを取り上げます。

 

① 《すべての面において》の表現方法

② 動詞を複数ならべて文章にリズムをつける方法

 

① 《すべての面において》はこう(↓)表現します。

= “en todas sus dimensiones”

 

② 動詞をならべて文章にリズムをつけている例はコレ(↓)です。

un plan…que profundice, expanda y consolide la Revolución”

 

Study Spanish! の想い

私の想いは、日本人の方の<スペイン語レベルアップのお手伝いをしたい>です。

日本人の中でも特にお手伝いできるのは、

 

・シンプルな文体で意図は伝えられる

・でも、日本語のように細かいニュアンスまで伝えられるようになりたい

 

そんな願望をお持ちの方です。

 

まずは「シンプルに会話できるようになりたい」という方は、

スペイン語Youtuber、ノブシートさん(@オアハカ/メキシコ)の発信をお勧めします。

 

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ネイティブはこう表現する

では、実際にネイティブが今日の表現をつかっている事例をお見せします。

今回の例文は、ベネズエラのマドゥーロ大統領のツイートです。

 

 

(例文)

Hay que estudiar e interiorizar las condiciones políticas actuales, para construir un plan para el próximo sexenio, que profundice, expanda y consolide la Revolución en todas sus dimensiones.

Fuente: @NicolasMaduro (Twitter), 8 de octubre de 2018

 

(訳)

いまの政治状況を分析し、自分たちのなかに取り入れて、次の6年間(大統領の任期)に向けた計画を立てなければならない。ボリバル革命をすべての面で深め、拡げ、強固にするような計画だ。

出所:2018年10月8日付、マドゥーロ大統領のツイッター

 

 

 

 

 

 

① 《すべての面において》 の言い方

何かがおよぶ範囲がどこまでなのか?

→<全部!>と言いたいときに役立つ表現です。

 

② 動詞をならべて文章にリズムをつける

《近い意味の単語を複数ならべる》

コレ(↑)はスペイン語で文章にリズムを出したいときに有効な方法です。

 

例文は “…profundice, expanda y consolide la Revolución” となっています。

でも正直、3つも単語ならべなくても、気持ちは十分に伝わってきます。

 

なのに、なんであえて3つ動詞をならべるのか?

それは、リズムを出して《エモい》響きを出すためです。

 

人のハートに訴えたいときのスペイン語はリズムを大事にします。

最低2つ、できれば3つ、ならべたいところです。

 

あとは覚えないといけないのは<単語の組み合わせ>です。

例えばこの文章では、“revolución” と組み合わせてもいい動詞を知る必要があります。

 

社会主義&革命は《エモい》スペイン語の宝庫

社会主義とか革命を大事にする国の政治家のことば、聞いたことあります?

じつは彼ら、《エモい》スペイン語のプロなんです。

 

なんで彼らのスペイン語が《エモい》のか?

それは大衆を鼓舞する必要があるからです。

 

大衆を鼓舞するために、社会主義とか革命の理想に訴えるんです。

めざす理想の世界を描写することばって、やっぱり美しくなります。

 

もちろん資本主義の政治家のことばも 《エモい》です。

ただ、社会主義の政治家とは何かちがうんですよね…

 

うまくこの感覚を言語化できないのが悔しいのですが。

 

まとめ

この投稿では、つぎの2テーマを取り上げました。

 

① 《すべての面において》の表現方法

② 動詞を複数ならべて文章にリズムをつける方法

 

この投稿があなたのレベルアップのヒントになればうれしいです。

継続すれば、あなたも上級者になれます。

 

<タクミ>ってだれ?

スペイン語の変態です。

ずっとスペイン語の事を考えています。

 

スペイン語の変態《タクミ》 (@studyspanishjp) | Twitter

 

スペイン語は大学の頃にはじめました。

かれこれスペイン語歴15年ほどです。

 

・スペインに半年留学

・アルゼンチン~メキシコまでバックパッカー旅

・メキシコで仕事

・メキシコで大学院

・ペルーで仕事

・日本で仕事

・メキシコで仕事

 

飽き性のせいで、フラフラした人生を送っています。

長くつづけられたのは、スペイン語と野球だけです。

 

今、心のなかにある願望は、

 

・スペイン語が上手になりたい

・キューバに住み込みでダンス修行がしたい

 

では、また明日!

¡Hasta mañana!

 

《潔く負ける》をスペイン語で何という? 〜チリとボリビアの「海への出口」国際裁判から〜

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¡Buenos días!(おはようございます)

日本時間午前9時になりました。

 

Study Spanish! の時間です。

メキシコからスペイン語のレベルアップを目指す人のための情報をお届けします。

 

今日のスペイン語

今回は《潔く負ける》の言い方をシェアします。

 

《潔く負ける》

“perder con dignidad”

 

ネイティブはこう表現する

今回の例文は、チリの emol というメディアからの引用です。

チリのメディアからだけスペイン語をシェアするのは初めてじゃないかな?

 

 

 

(例文)

Pinera le responde a Evo: “Hay que saber ganar con generosidad, pero también perder con dignidad y verdad”.

Fuente: Emol (Chile), 7 de octubre de 2018

 

(訳)

ピニェラ大統領がエボ(モラレス大統領)に反撃:「敗者に心遣いができる勝者になることも大事だが、潔く真実を認める敗者になることも大事だ」

出所:2018年10月7日付、Emol(チリ)

 

この表現の説明

《潔く》という日本語は、この表現をみた後しばらくしてから、ふと思いついたものです。

“dignidad” はふつう「尊厳」とか訳されていると思います。

 

なんでそれが《潔い》という日本語になるのか?

この表現が出た経緯から説明します。

 

この言葉はチリのピニェラ大統領の言葉です。

ボリビアのエボ・モラレス大統領の行動にクギをさす言葉です。

 

エボのどんな行動がピニェラの鼻についていたかというと...

「海への出口」問題という国際裁判で敗訴したのに、

 

<“今回の裁判は不公平だった”>

<“チリの特権階級がボリビアを陥れようとしている”>

 

後者のエボの発言はコレです(↓)

“El Mandatario boliviano acusó ayer que “la oligarquía chilena quiere desestabilizarnos y dividirnos para que nos olvidemos del mar”

Fuente: Emol (Chile), 7 de octubre de 2018

 

= 昨日、ボリビア大統領は「チリの特権階級がボリビアを陥れて、海への想いを忘れさせようとようとしている」。

出所:2018年10月7月付、Emol(チリ)

 

こんな感じの発言を繰り返していたからです。

注:「海への出口」問題については、この記事に説明があります。

www.afpbb.com

 

この文脈の中での “dignidad”、つまり<“digno” な振舞い>とは何かと想像しました。

私が考える<“digno” な振舞い>とは、

 

<裁判という公平な場で負けたんだから、ウダウダ負け惜しみを言わずに、敗訴を受け入れること>

 

でした。

ピニェラもそう考えてたはずです。

 

そして、この振舞いが《潔い》という形容詞のイメージと合うな。

そう思って、この投稿では《潔く負ける》と表現しています。

 

まとめ

この投稿では《潔く負ける》をシェアしました。

 

《潔く負ける》

“perder con dignidad”

 

《潔く負ける》って日本語でパッと言われても、それに該当するスペイン語はすんなり出てこなさそうじゃないですか?

 

これで、表現の引き出しがまた1つ増えましたね。

この記事が、あなたのスペイン語 level up(↑)のヒントになれば本望です。

 

《タクミ》ってだれ?

スペイン語の静かなる変態です。

ずっとスペイン語の事を考えてます。

 

・もっとスペイン語が上手になりたい

・キューバに移住してダンス修行がしたい

 

頭の中にはこの2つしかありません。

飽き性なんですが、ハマったものに対しては静かに情熱を注ぎます。

 

注:この情熱を《変態性》と解釈して《スペイン語の変態》を名乗っています。ここでいう《変態性》は《情熱》とか《狂気》と同義語です。スペイン語だけでなく、ほかの外国語の変態たちを集めて《変態戦隊》を作りたいです。我こそはという方、ぜひお声がけをお願いします!

 

今年でスペイン語歴およそ15年。

今はスペイン語ブロガーと通訳を兼業しています。

 

《とりあえず信じる》《真価が問われる》をスペイン語でなんと言う? 〜メキシコの次期大統領《アムロ》に対する投資家の懸念〜

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¡Buenos días!(おはようございます)

日本時間午前9時になりました。

 

Study Spanishの時間です。

今日もメキシコからスペイン語の情報をお届けします。

 

今日のスペイン語

今回は8つスペイン語の表現をシェアします。

(この記事を読んで得られるメリットは「注」のところで説明します)

 

(1)立場をやや緩める

“moderar ligeramente su posición”

注1:”moderar” と “ligeramente” がポイントです。

注2:私の言葉で説明すると ”moderar” は〈どこかの方向に行きすぎている何かを真ん中の偏ってないところにもってくる〉というイメージです。

注3:”ligeramente” は〈軽く〉〈少し〉〈気持ちばかり〉とかいうイメージです。

 

(2)財政面での慎重さを守る

“adherirse a la prudencia fiscal”

注4:”adherirse” と “prudencia” がポイントです。

注5:”adherirse” は「くっつく」の意味です。何かルールなどに〈従う〉〈守る〉〈沿った形でやって行く〉という場合に使います。〈従う〉対象の前には前置詞の “a” が来ます。同じ意味の単語として、”alinearse a...” や “apegarse a...” があります。

注6:”prudencia” がポイントです。スペイン語が書き言葉になるとこういう形容名詞で文章をコンパクトにまとめようとします。自分が表現したい内容をどんな名詞を選べば伝えられるのか?これは〈見る、聞く、話す、書く、読む〉の中で感覚を育てていかないといけません。

 

(3)XX をきっちり管理する

“tener una mano firme sobre la economía”

注7:“tener una mano firme” が「きっちり管理する」の意味です。きっちり管理する対象はの単語の前には前置詞の “sobre” が来きます。“mano” は単数の “una” がついています。なんで “una” が付くのか自分には説明できません。「こう言うものなんだな」とそのまま受け入れてください。

 

(4)XX の YY に対する能力を疑う

“desconfiar de la capacidad del sector privado para hacer negocios de manera justa...”

注8:「疑う」が “desconfiar” です。疑う対象の単語のまえには前置詞の “de” が来ます。<XX を疑う>= “desconfiar de XX” とセットでおぼえた方がいいです。<XX の何を疑うか>を表現しないといけない場合、“desconfiar de XX para YY” と続けます。この例文の XX と YY のまとまりは下の写真のようになっています。

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(5)自分や自分の能力に確固たる自信がある

“tiene poderosas convicciones en sí mismo y en su capacidad”

注9:“convicciones” が<自信>とか<確信>です。それにしてもこの “convicciones” なんで複数形なんですかね?説明できる人いますか?自分に対する自信は複数あるもんじゃないと思うんだけど。それに対して能力 “capacidad” は単数形ですね。

 

(6)もしそれが全て合わさると

“si se suma todo eso...”

注10:いくつか何かを予想するにあたって考慮する要素があったとします。<その要素すべてを考慮すると〜になる>という意味です。

 

(7)とりあえず信じてみる

“los mercados le están dando el beneficio de la duda" 

注11:今回のメイン表現です。英語でいうと “darle el beneficio de la duda a alguien” = “give someone the benefit of the doubt” です。だれかが主張していることを信じるか信じないか決めるときに「彼がまちがってる」という確証はないから<とりあえず信じてみるか>というニュアンスです。彼氏に浮気の疑いを感じてるけど証拠がないから<とりあえず信じる>と言ったらもっと分かりやすいと思います。

 

(8)真価が問われるのは困難な状況

“la verdadera prueba se presenta cuando surgen los tiempos difíciles”

注12:今回のメイン表現です。直訳すれば<むずかしい状況があらわれたときに、真の試験が行われる>です。使い勝手がいい表現なので、文章をまるごとおぼえるとイイです。

 

ネイティブはこう表現する

今回の例文は全てメキシコの経済系メディア、エル・フィナンシエロからの引用です。

メキシコを中心に旬の経済ネタに詳しくなれます。

 

 

(例文1/2)

Aunque López Obrador ha moderado ligeramente su posición izquierdista y nacionalista, prometiendo adherirse a la prudencia fiscal y respetar la independencia del banco central...

Fuente: El Financiero (México), 5 de octubre de 2018

 

(訳1/2)

ロペス・オブラドールは、財政面の慎重さや中央銀行の独立性を尊重するとして、左派ナショナリズム寄りの立場をやや緩めている

出所:2018年10月5日付、El Financiero(メキシコ)

 

(例文3/4)

“Él cree que el sector público debe tener una mano firme sobre la economía y desconfía de la capacidad del sector privado para hacer negocios de manera justa y limpia”, señaló Kim Catechis de Martin Currie, una filial de la firma Legg Mason.

Fuente: El Financiero (México), 5 de octubre de 2018

 

(訳3/4)

《ロペス・オブラドールは、政府が経済をきっちり管理すべきと考えていて、民間企業には公平かつクリーンにビジネスを行う能力がないと思っている》とキム・カテチスは述べた。

出所:2018年10月5日付、El Financiero(メキシコ)

 

(例文5)

“Él también es un hombre que tiene poderosas convicciones en sí mismo, en su capacidad y en sus políticas.

Fuente: El Financiero (México), 5 de octubre de 2018

 

(訳5)

ロペス・オブラドールは自分自身、自分の能力、自分の政策に確固たる自信がある男だ。

出所:2018年10月5日付、El Financiero(メキシコ)

 

(例文6)

Si se suma todo eso se puede observar una mayor percepción de riesgo en México”.

Fuente: El Financiero (México), 5 de octubre de 2018

 

(訳6)

もしそれが全て合わされば、メキシコに対するより大きなリスクを感じる人が出て来る可能性がある。

出所:2018年10月5日付、El Financiero(メキシコ)

 

(例文7)

Por ahora, los mercados le están dando a López Obrador el beneficio de la duda, comentó Mario Castro de la compañía Nomura.

Fuente: El Financiero (México), 5 de octubre de 2018

 

(訳7)

《今のところマーケットはロペス・オブラドールをとりあえず信じている》と野村証券のマリオ・カストロは述べた。

出所:2018年10月5日付、El Financiero(メキシコ)

 

(例文8)

La verdadera prueba se presenta cuando surgen los tiempos difíciles.

Fuente: El Financiero (México), 5 de octubre de 2018

 

(訳8)

真価が問われるのは困難な状況に相対したときだ。

出所:2018年10月5日付、El Financiero(メキシコ) 

 

まとめ

今回は8つスペイン語の表現をシェアしました。

 

(1)立場をやや緩める

= “moderar ligeramente su posición”

 

(2)財政面での慎重さを守る

= “adherirse a la prudencia fiscal”

 

(3)XX をきっちり管理する

= “tener una mano firme sobre la economía”

 

(4)XX の YY に対する能力を疑う

= “desconfiar de la capacidad del sector privado para hacer negocios de manera justa...”

 

(5)自分自身や自分の能力に確固たる自信がある

= “tiene poderosas convicciones en sí mismo y en su capacidad”

 

(6)もしそれが全て合わさると

= “si se suma todo eso...”

 

(7)とりあえず信じてみる

= “los mercados le están dando el beneficio de la duda”

 

(8)真価が問われるのは困難な状況

= “la verdadera prueba se presenta cuando surgen los tiempos difíciles”

 

量が多いと感じますか?

そんなに覚えられないと感じますか?

 

それで良いんです!

覚えられなくて忘れてしまっても。

 

〈記憶⇄忘却〉

その繰り返しの中で、しばらく使ってなくても忘れない記憶に変わっていきます。

 

スペイン語に数多く触れる中で、スペイン語の〈肌感覚〉を身につけるのが大事です。

この〈肌感覚〉が表現自体を覚えるよりもずっと重要です。 

study-spanish.hatenablog.com

 

この記事があなたのスペイン語レベルUPの参考になればうれしいです。

また明日、日本時間午前9時にお会いしましょう!

 

¡Hasta mañana!

(また明日)

 

《タクミ》ってだれ?

スペイン語の静かなる変態です。

ずっとスペイン語の事を考えてます。

 

・もっとスペイン語が上手になりたい

・キューバに移住してダンス修行がしたい

 

頭の中にはこの2つしかありません。

飽き性なんですが、ハマったものに対しては静かに情熱を注ぎます。

 

注:この情熱を《変態性》と解釈して《スペイン語の変態》を名乗っています。ここでいう《変態性》は《情熱》とか《狂気》と同義語です。スペイン語だけでなく、ほかの外国語の変態たちを集めて《変態戦隊》を作りたいです。我こそはという方、ぜひお声がけをお願いします!

 

今年でスペイン語歴およそ15年。

今はスペイン語ブロガーと通訳を兼業しています。

 

この投稿のベースになったツイート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“心をつかむ魔法/人をつつみ込む魔法” をスペイン語で何という? 〜キューバの首都ハバナの魅力をたたえる “エモい” 文章から〜

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おはようございます!

スペイン語ブロガー&スペイン語⇄日本語通訳/翻訳者のタクミです。

 

Study Spanish! が目指すところ

こちらの Study Spanish! というサイトは、スペイン語で、

 

・「言いたい事はなんとか伝えられる」

・「だけどブロークンだし、“ただ伝えるだけで精一杯”」

 

・「“伝えるだけで精一杯” の初心者は卒業したい!」

・「スペイン語の上級者になりたい!」

 

・「もっと表現豊か” で “話し相手のハートに響く” 話し方ができるようになりたい!」

・「どこで誰を相手にしても恥ずかしくないスペイン語が話せるようになりたい!」

 

こんな(↑)悩みを抱えているスペイン語学習者にヒントを与えられる場を作りたい。

そんな気持ちで運営しています。

 

今日のスペイン語

この投稿では、つぎの2つの言い回しをシェアします。

今日、私が出会ったのはこんな言い方でした。

 

(1)心をつかむ魔法"

“magia que atrapa”

 

(2)"人をつつみ込む魔法”  

“hechizo que envuelve”

 

今日の表現がなぜ重要?

今日の表現を知ることでどんなメリットがあるのか?

シンプルに言うと、こんなメリットがあります。

 

・比喩的なワードのつかい方をして、“聞き手のハートに響く” 文章の作り方がわかる

・同じ意味のワードを同じ文章の形でならべて、文章に “リズム感” を生む方法がわかる

(→ その “リズム感” も “聞き手のハートに響く” ことに繋がる)

 

 

つまり、

 

“ワードえらび+リズム感”

 

が、今日の表現のポイントです。

 

この2つのコンビネーションで、

 

“ハートに響く”

 

スペイン語表現の仕方がわかります。

 

ネイティブはこう表現する

実際にネイティブが書いた文章を紹介します。

今日のスペイン語の例文は、キューバのメディアのツイートです。

 

 

偉い人との外出先で、このツイートを見ました。

出会った瞬間に写真でツイートを保存するほど、心をつかまれる表現でした。

 

 

 

ツイートしたのは、“Tribuna de la Habana” =「ハバナ・トリビューン」という、キューバの首都、ハバナのメディアです。

 

(例文)

Magia que atrapa en cada mirada, hechizo que envuelve al caminante, eso es nuestra Habana.

Fuente: Tribuna de la Habana (Cuba), 20 de septiembre de 2018

 

(内容)

目を向けた先すべてに心をつかまれる魔法。街行く人をつつみこむ魔法それが私たちのハバナ

出所:2018年9月20日付、Tribuna de la Habana(キューバ)

 

今日の表現のイイところ

例文を紹介する前に、

 

・比喩的なワード選びで、“聞き手のハートに響” かせる文章

・同じ意味のワードを同じ文章の形でならべて、“リズム感” を出した文章

 

が、今日の表現の参考になるところだとお伝えしました。

今日の例文のどこがそうになっているのか説明します。

 

(1)比喩的なワード選び

この文章のなかの比喩的なワードは、この2セットです。

 

・“magia” =「魔法」

・“hechizo” =「魔術」

 

・“atrapar” =「つかまえる」(→ 例文では “atrapa” となっている)

・“envolver” =「つつむ」(→ 例文では “envuelve” となっている)

 

ハバナという街自体に、本当は魔法はないはずです。

でも、ハバナを人のように比喩的に解釈しています。

(国語の時間でならう、“擬人法” というやつです)

 

・“ハバナという街の魔法が人を「つかまえる」”

・“ハバナの魔法に人が「つつまれる」”

 

そういう比喩になっています。

頭のなかでイメージもしやすくて、アニメのような情景が浮かぶと思います。

 

(2)同じような意味のワードをならべる

(1)で出てきた単語のセットです。

 

・“magia” =「魔法」

・“hechizo” =「魔術」

 

・“atrapar” =「つかまえる」

・“envolver” =「つつむ」

 

ただ、似たような意味のワードをならべるだけでは、リズムは出ません。

リズムを出すためには、同じ「型」の文章にしないといけません。

 

(3)同じ文章の「型」でならべる 

"主語 ー que ー 動詞" の順序になっています。

使われているワードの数も同じです。

 

  • 文章1:“magia que atrapa”
  • 文章2:“hechizo que envuelve”

 

(4)リズム感を出す

文章1と2を声に出して読むと、文章にリズムがあるのがわかります。

(3)で説明したように、文章の「型」が同じだからです。

 

まとめ

この投稿では、

 

・比喩的なワード選び

・同じ「型」の文章でリズム感を出す

 

これで “聞き手のハートに響く” 表現ができることを紹介しました。

この投稿があなたのスペイン語レベルUPの参考になればうれしいです。

 

私も「今よりスペイン語が上手になりたい!」と思っています。

意識的に勉強をつづければ、“伝えるだけで精一杯” はからなず卒業できます。

 

以上、夢は「キューバに住み込みでダンス修行」。

スペイン語ブロガー兼スペイン語⇄日本語通訳のタクミでした。

 

 

《ターニングポイントになる》《~しないといけないという気持ちにさせられる》《良いときも悪いときも勇気づける》をスペイン語でなんという?

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おはようございます!

 

スペイン語変態ブロガーの<タクミ>です。

スペイン語のレベルアップにつながる考え方をまいにち発信しています。

 

今日のスペイン語

この投稿では3つ、スペイン語をシェアします。

 

(1)ターニングポイントになる

= "la pasada campaña marcó un importante punto de giro en su carrera deportiva"

 

(2)~しないといけないという気持ちになる

= "te comprometen a hacerlo mejor"

注:この投稿イチオシの表現です。「~しないとという気持ちになる」にこれ以上あう表現がほかに浮かばないです。

 

(3)良いときも悪いときも勇気づける

"en las buenas y en las malas siempre me ha dado ánimo"

 

Study Spanish! の想い

Study Spanish! はスペイン語の初心者のために書いています。

 

10年くらい前、わたしは日々のコミュニケーションには問題がないレベルでした。

あの頃の自分に対してアドバイスするような感覚で書いています。

 

初心者の頃から勉強をつづけて、今では通訳ができるまでになりました。

遠回りでしたが、つづける事でなんとか遠くまで来ることができました。

 

外国語学習はひとりでマラソンを走るようなものです。

努力しても結果が出るか分からないという最悪な設定のマラソンです。

 

ほかの外国語を習得したことがある人なら、いつかゴールできると確信できます。

でも、スペイン語がはじめての外国語だと、その確信がわいてきません。

 

・海外に出たい

・スペイン語で仕事をしたい

・現地の人と直に話をしたい

・そのためにスペイン語を磨きたい

 

こんな「むかしの自分と同じ悩み、願望をもつ人の役に立てたら」

そんなふうに思って書いています。

 

ネイティブはこう表現する

今回の例文はキューバのグランマの野球記事からの抜粋です。

ラス・トゥーナスのシビル・ジュニオルというピッチャーに関する記事です。

 

 

(例文1)

Aunque lleva ocho Series Nacionales en los Leñadores, la pasada campaña marcó un importante punto de giro en su carrera deportiva.

Fuente: Granma (Cuba), 3 de octubre de 2018

 

(訳1)

レニャドーレス(ラス・トゥーナス)で8シーズンプレーしているが、昨シーズンは、シビル・ジュニオルのキャリアにとって重要なターニングポイントとなった

出所:2018年10月3日付、Granma(キューバ)

 

注1: “punto de giro” が「ターニングポイント」です。ここまではなんとなく思いつくでしょう。重要なのはターニングポイント「となった」をどう表すかです。「となった」は “marcar” という動詞をあてます。この言葉と言葉の組み合わせ(コロケーション/連語)をおぼえるのが上級者をめざすうえでは重要です。

 

(例文2)

Lo más lindo en la vida es ese cariño de la gente. Te llaman en la calle, te felicitan cuando lo haces bien, pero te critican si lo haces mal, y te comprometen a hacerlo mejor. Le agradezco mucho a mi pueblo de Puerto Padre, que en las buenas y en las malas siempre me ha dado ánimo.

Fuente: Granma (Cuba), 3 de octubre de 2018

 

(訳2)

いちばん美しいのは人たちから受ける愛情だ。道で話しかけられて、いいプレーをしているときはほめられ、悪いときは批判される。だから、いいプレーをしないといけないという気持ちにさせられる。地元のプエルト・パドレの人たちにはすごく感謝している。良いときも悪いときもいつも応援してくれた

出所:2018年10月3日付、Granma(キューバ)

 

注2:この “comprometer” という単語はいつも日本語にするのに困ります。文脈しだいでどういう日本語にするか考えないといけないです。スペイン語では言いたいことが理解できるんです。でもそれに該当する日本語がなかなか思いつかなかった。「義務感」に近いですね。その「義務」が「~しないといけない」の部分に出てます。

 

注3: “darle ánimo a alguien” これで「元気(勇気)づける」とか「応援する」という意味になります。 “en las buenas y en las malas” は「良いときも悪いときも」を意味する慣用句です。結婚式で神父さんが新郎新婦に問いかける「健やかなるときも悪いときも…」にあたる表現です。

 

まとめ

この投稿では3つスペイン語をシェアしました。

 

(1)ターニングポイントになる

"la pasada campaña marcó un importante punto de giro en su carrera deportiva"

 

(2)~しないといけないという気持ちになる

"te comprometen a hacerlo mejor"

 

(3)良いときも悪いときも勇気づける

"en las buenas y en las malas siempre me ha dado ánimo"

 

この投稿があなたのレベルアップの参考になればうれしいです。

継続すれば、あなたも上級者になれます。

 

おまけ

・ここ最近の連戦では結果が悪かった

= las últimas subseries no le favorecieron

 

・彼の成績はまだ良い

= sus números aún se mantienen en positivo

 

・これまで本当なら出せるものが出せていなかった

= en todos estos años no había dado lo que podía dar

 

・コーチ陣が目を開かせてくれた

= me lo hicieron ver los entrenadores

 

・全面的なコンディショニングをすることにした

= decidí dedicarme por entero a mi preparación

 

・コントロールを磨いた

= trabajé en el control

 

・私の一番の武器

= es mi mejor arma

 

・3勝3セーブの成績を残す

= tengo una cuenta de tres salvados y tres ganados

 

・シビルの強みはボールのスピードじゃない

= la velocidad no es la principal cualidad de Civil

 

・ほかに隠している武器がある

= tiene otras cartas bajo la manga

 

・サイドからの投球

= los lanzamientos laterales

 

・右バッターはとらえるのがむずかしい

= dificultan las conexiones para bateadores derechos

 

・低めにボールをあつめる

= mantenerse en zona baja

 

・コントロールがいいときはフライを打たれることはほとんどない

= pocas veces le conectan elevados cuando logra un buen control

 

・もっと自信がある

= posee más seguridad

 

・数字(成績)のことは考えたくない

= prefiere no pensar en los números

 

・グランドにでるときにやるべきことをする

= hacer lo que le toca en cada momento en que sale al terreno

 

・防御率1位だったときはいい気分だった

= cuando estuve de líder en carreras limpias me sentí bien

 

・そんな成績を残せたのはキャリアではじめてだった

= fue la primera vez en mi carrera que obtuve un resultado como ese

 

・プレッシャーがかなりかかった

= estaba muy presionado

 

・ここ最近の登板ではよくなかった

= en mis últimas salidas no estuve bien

 

・真ん中にボールがあつまってしまった

= se me quedaron los lanzamientos al medio

 

・簡単にとらえられた

= me conectaron con facilidad

 

・準備を続けないといけない

= por lo que debo seguir preparándome

 

・投手陣がチームの成績を決めるはたらきをした

= el pitcheo fue determinante en los resultados del equipo

 

・すべてが決まっているわけじゃない

= no todo está escrito

 

・コーチ陣は《覚醒》という

= sus entrenadores hablan de un «despertar»

 

・先発投手陣が強みだった

= la fortaleza ha sido el pitcheo abridor

 

・リリーフ陣が弱かった

= hemos tenido deficiencias en el relevo

 

・父が監督なのが最大の困難

= el orgullo de ser dirigido por su padre es el mayor de los retos que enfrenta

 

・マウンドに上がるとき3つのプレッシャーがかかる

= cuando estoy en el montículo tengo una presión triple

 

・ファン、チーム、父親(監督)をガッカリさせないことを考える

= pienso en el pueblo, en el equipo y en no defraudar a mi padre

 

・父はほかの選手と同じように自分に要求する

= él me exige como a cualquier otro

 

・マウンドに上がるときは気持ちを込める

= cuando salgo a pitchear lo hago con el corazón

 

・それは大きな重要性がある

= eso tiene una gran relevancia

 

<タクミ>ってだれ?

スペイン語の変態です。

ずっとスペイン語の事を考えています。

 

スペイン語は大学の頃にはじめました。

かれこれスペイン語歴15年ほどです。

 

・スペインに半年留学

・そのままアルゼンチンに飛んでメキシコまでバックパッカー旅

・メキシコで仕事

・メキシコで大学院

・ペルーで仕事

・メキシコで仕事

 

飽き性のせいで、ふらふらした人生を送ってます。

長くつづけられたのは、スペイン語と野球だけです。

 

今、心のなかにある願望は、

 

・スペイン語が上手になりたい

・キューバに住み込みでダンス修行がしたい

 

では、また明日!

¡Hasta mañana!

《最後になったが同じく重要》《オファーを評価するにあたっての大前提》 をスペイン語で何という? ~キューバのスポーツ選手の海外プロ契約~

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おはようございます!

 

スペイン語変態ブロガーの<タクミ>です。

スペイン語のレベルアップにつながる考え方をまいにち発信しています。

 

今日のスペイン語

今回は2つの表現をシェアします。

 

(1)最後になったが、同様に重要

"no por último menos importante"

 

(2)提示されるオファーを評価するうえでの大前提

"premisas para evaluar cualquier propuesta que se ponga sobre la mesa"

 

この記事をよむメリット

・スペイン語のライティングに役立つ表現

・「前提」という単語のスペイン語訳

 

この2つが学べます。

 

まず、(1)の “no por último menos importante” について。

これは、

 

“El hecho de mencionarlo hasta el final no quiere decir que sea menos importante que los demás aspectos”

 

と言っても同じ意味です。でも、長い!

 

こういうとき、今回のようなコンパクトな言い回しを知ってるとすごく役に立ちます。

しかも短く言えるだけじゃなくて、カッコよくきこえます。

 

つぎに、(2)の “premisas” について。

日本語では「前提」とよく言います。

日本語で話してると意識しないけど、実はいくつか違う意味があります。

 

文脈によって、いくつかちがうスペイン語を充てないといけないです。

(いくつかパターンの引き出しを用意しとかないといけない)

 

“premisas” は、いくつかある「前提」を示す単語のうちのひとつです。

今日の例文の文脈にはピッタリはまります。

 

"premisa" 以外に「前提」の意味でつかえるのは、

 

・postulado

・punto de partida

・base

・supuesto

・hipótesis

 

こんなのがあります。

 

Study Spanish! の想い

Study Spanish! はスペイン語の初心者のために書いています。

スペイン語のレベルアップをしたいという初心者の方むけです。

 

10年くらい前、わたしも初心者でした。

スペイン語で不自由なく仕事ができるレベルにはなかったです。

 

それから少しずつ勉強を積み重ねてきて、今では通訳ができるまでになりました。

自分の勉強法をむかしの自分と同じ悩みをもっている人にシェアしたいです。

 

外国語学習はひとりでマラソンを走るようになりがちです。

しかも、<話せるようになる>というゴールにたどり着けるか確信がない。

 

孤独なレースです。

努力しても結果が出るか分からないという最悪な設定です。

 

「むかしの自分と同じ悩みを抱える人の役に立てたら」と思っています。

ただそれだけです。

 

ネイティブはこう表現する

今回の例文はキューバのトラバハドーレスというメディアからの抜粋です。

トラバハドーレスから例文を出すのは今回がはじめてです。

 

その名のとおり「労働者」「労組メンバー」向けのメディアです。

中南米だと「労働者」って、会社の従業員以上の特別な意味を帯びます。

 

 

(例文)

Elevar la maestría deportiva, aprovechar al máximo los beneficios que pudiera ofrecer la confrontación con el deporte profesional, incrementar los resultados de los equipos nacionales, elevar el nivel técnico de entrenadores y jugadores, contrarrestar el robo de talentos y, no por último menos importante, contribuir a mejorar el nivel de vida del contratado, son premisas para evaluar cualquier propuesta que se ponga sobre la mesa.

Fuente: Trabajadores (Cuba), 16 de abril de 2018

 

(訳)

そのスポーツのレベルを上げる、プロ契約による利益を最大限に活用する、代表チームの成績を向上させる、指導者および選手のレベルを上げる、ヘッドハンティングを抑制する、最後だが、前述の点と同様に重要なのは、生活レベルを向上させること。提示されるいかなるオファーを評価するうえでこれらの条件を満たしていることは大前提だ。

出所:2018年4月16日付、Trabajadores(キューバ)

 

ちょっと説明

この例文では “no por último menos importante” となっています。

このほかに “por último, pero no menos importante” という言い方もあります。

 

注1: “no por último menos importante” は、英語だと “last but not least”

= 《a final statement is not less important than previous statements》 です。

 

注2: “propuesta que se ponga sobre la mesa” の “poner sobre la mesa” が「提示する」の意味です。慣用句です。

 

この記事を読んで気づいたこと

キューバは国家政策としてスポーツの発展を考えています。

海外にプロとして選手を出すのは、その競技のキューバ代表のレベルを上げるためです。

 

→ 選手のレベルアップ

→ 代表チームの強化

→ オリンピックなど国際大会での活躍

→ キューバの存在感のアップ

→ キューバ革命の正当性を主張

 

こんな流れをイメージしています。

スポーツ大国として世界で存在感を発揮したいという意図がよく見えます。

 

たとえば、野球選手が海外でプロ契約するとき、契約チームはキューバの野球連盟に《育成費》なるものを払います。

 

その額は契約金の20%とか色々あるようです。

(年俸の50%って聞いた事もあるけど、正確にはわかりません)

 

日本選手がポスティングでメジャーに行く場合と比較するとキューバとの違いがわかります。

日本選手がメジャー移籍するとき、メジャーのチームは日本の連盟には何も払わないです(as far as I know)。

 

・プロリーグが存在しないキューバ

・スポーツがビジネスの日本やアメリカ

 

これらの国々とは選手を海外に出す目的が違います。

そこに国家の介入度が大きいです。

 

あと面白いのは、ある選手が海外チームと契約を終了してキューバに帰ってきたら、その競技の連盟は選手が所属していたチームにその選手が契約期間中にいくらもらったのか証明する書面を要求するところです(法律113【個人がキューバ国外で得た収入に関する法律】の規定)。

 

 

 

 

 

まとめ

この投稿では、2つの表現を紹介しました。

 

(1)最後になったが、同様に重要

no por último menos importante

 

(2)提示されるオファーを評価するうえでの大前提

premisas para evaluar cualquier propuesta que se ponga sobre la mesa

 

この投稿があなたのレベルアップの参考になればうれしいです。

継続すれば、あなたも上級者になれます。

 

おまけ

・税金、税金をあつめる組織

= fisco

注:「税金」のことなのか、「税金をあつめる組織」のことを言っているのかわかりづらいな…

 

・すべてバラ色?そんなわけない

= ¿Color de rosa todo? Claro que no

 

・我々の才能を過小評価する

= subvalorar nuestro talento

 

・だから、もっと積極的なマネージメントと待ちの姿勢にならないことが必要

= en tanto, debemos ser más proactivos en la gestión y no esperar tranquilos

 

・ポテンシャルがたくさんあるスポーツ

= deportes con muchas potencialidades

 

・これらすべては我々のスポーツに対する考え方を見失わずに…

= todo lo anterior sin perder de vista los objetivos y propósitos de nuestra filosofía deportiva

 

・この点を規定する原則は…

= sobre este aspecto el principio que rige es que…

 

・よって、したがって

= por consiguiente

 

・すべての利益にふさわしい

= son merecedores de todos los beneficios

 

・契約チームのほかのメンバーが受ける

= reciben los demás integrantes del club contratante

 

・交渉により詳細を決める

= las negociaciones definen esas particularidades

 

・予測するのが不可能なこともある

= hay cosas que son imposibles anticipar

 

・チームが車などモノを支給する

= un club te regale un carro o cualquier otro bien material

 

・そのような場合

= en tales casos

 

・選手は契約チームの国の法律がさだめるところに従わなければならない

= el atleta tiene que cumplir lo dispuesto en la legislación del país

 

・献身がもとめられる

= todo ello demanderá plena dedicación y vocación

 

・連盟を通してではなく、個人契約をした選手

= quienes salieron con contratos personales, no por la vía institucional

注:個人の契約、組織を通じた契約、この2つの対比になってます。 “institucional” がなかなか日本人には出て来づらい。

 

・興味深い問題で、これに対しては明確が考え方がないといけない

= este resulta una problemática muy interesante y de la cual se debe tener claridad

 

・個人契約をした選手が国内のチームに復帰できるかどうかの判断は各競技の連盟の上位がする

= la determinación de si un atleta que haya logrado un contrato de manera independiente pueda o no reincorporarse al equipo nacional o provincial lo determinan los directivos de la federación del deporte correspondiente

 

・もしそうでない場合

= de lo contrario

 

・キューバに戻ったとき

= a su regreso

 

・懲戒ルールなどで定められる罰則が適用される可能性がある

pudiera estar sujeto a lo establecido en el reglamento disciplinario o normas afines vigentes

注: “pudiera” になるところが注目。これ、文法的にどんな説明になるんだろう? “normas afines vigentes” のまとめ方は、スペイン語の検定試験ライティングで役に立ちそう。

 

<タクミ>ってだれ?

スペイン語の静かなるヘンタイです。

ずっとスペイン語の事を考えています。

 

スペイン語は大学の頃にはじめました。

かれこれスペイン語歴15年ほどです。

 

・スペインに半年留学

・そのままアルゼンチンに飛んでメキシコまでバックパッカー旅

・メキシコで仕事

・メキシコで大学院

・ペルーで仕事

・メキシコで仕事

 

飽き性のおかげで、ふらふらした人生を送ってます。

ブレテないのはスペイン語が上手になりたいというところだけです。

 

今、心のなかにある願望は、

 

・スペイン語が上手になりたい

・キューバに住み込みでダンス修行がしたい

 

です。

 

では、また明日!

¡Hasta mañana!

《~にいるだけのことはある》《青天の霹靂》《迷いを生じさせる》をスペイン語でなんという?

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おはようございます!

 

スペイン語変態ブロガーの<タクミ>です。

スペイン語のレベルアップにつながる考え方をまいにち発信しています。

 

今日のスペイン語

この投稿では3つ、スペイン語をシェアします。

 

(1)~にいるだけのことはある

“tener cualidades para estar donde está”

 

(2)青天の霹靂のよう

sonar como un trueno

 

(3)~に迷いを生じさせる

crear dudas entre seguidores y técnicos

 

Study Spanish! の想い

Study Spanish! はスペイン語の初心者のために書いています。

10年くらい前、わたしは日々のコミュニケーションには問題がないレベルでした。

 

でも、仕事でつかうには不安があるレベルでした。

それから勉強をつづけて、今では通訳ができるまでになりました。

 

外国語学習はひとりでマラソンを走るようなものです。

努力しても結果が出るか分からないという最悪な設定のマラソンです。

 

ほかの外国語を習得したことがある人なら、いつかゴールできると確信できます。

でも、スペイン語がはじめての外国語だと、その確信がわいてきません。

 

・海外に出たい

・スペイン語で仕事をしたい

・現地の人と直に話をしたい

・そのためにスペイン語を磨きたい

 

こんな「むかしの自分と同じ悩み、願望をもつ人の役に立てたら」

そんなふうに思って書いています。

 

ネイティブはこう表現する

今日の例文は、キューバのグランマの野球記事からの抜粋です。

シエゴ・デ・アビラのショート、ミチェル・アルテアガ選手へのインタビューです。

 

(例文1)

Cuando llegas al estadio y ves al torpedero novato Michel Arteaga, te percatas de que ha de tener cualidades para estar donde está.

Fuente: Granma (Cuba), 1 de octubre de 2018

 

(訳1)

球場に行って、ショートを守るルーキーのミチェル・アルテアガをみれば、彼がショートにいるだけのことがあると理解できる。

出所:2018年10月1日付、Granma(キューバ)

 

注1:日本語では「~だけのことはある」としていますが、スペイン語だと “tener cualidades”(資質がある)と表現します。何のための資質か?というと、「その場所にいるための(“para estar donde está”)」資質です。こういう表現はスペイン語のほうが具体的に表現します。日本語はあいまいに言います。だからスペイン語にするとき、「結局、何が言いたいことなんだろう?」と考えないといけないです。

 

(例文2)

La salida de Yorbis Borroto hacia las Panteras de Kitchener, en la Intercountry Baseball League, de Canadá, sonó como un trueno y creó dudas entre seguidores y técnicos.

Fuente: Granma (Cuba), 1 de octubre de 2018

 

(訳2)

ジョルビス・ボロートのカナダ・リーグ参戦(インターカントリー・ベースボール・リーグのキッシュナー・パンサーズ移籍)は、青天の霹靂のようであり、ファンや首脳陣に迷いを生じさせた

出所:2018年10月1日付、Granma(キューバ)

 

注2: “sonar como un trueno” は「雷のように鳴る」が直訳です。日本語で「青天の霹靂」というと「予想外の出来事」というニュアンスもあるのですが、ボロートのカナダ移籍はべつにサプライズでもなんでもなかったはず。ちょっとなぞです。

 

注3: “crear dudas entre seguidores” が「ファンのあいだに迷いを生む」です。まあ、辞書どおりですが、動詞の “crear” と “dudas” の組み合わせが日本人には思いつかないかな~と思ってシェアしました。

 

例文記事の背景

シエゴはここ10年でいちばん安定した成績を残しているチームです(優勝3回)。

そんなチームでルーキーながら、ジョルビス・ボロートの穴を埋めています。

 

ボロートはシエゴで昨年まで正遊撃手でした。

キューバでいちばん安定したショートと言われていました。

 

そのボロートがカナダ・リーグに参戦。

シエゴのマチャード監督も誰にボロートの穴を埋めようか頭を悩ませていました。

 

もちろんアルテアガは将来の正遊撃手と考えられていました。

しかし、シーズン開始までは、これほどまでの活躍は期待されていませんでした。

 

ボロートがカナダから帰り、シエゴに復帰しました。

ボロート不在の間、きっちりと代役を果たしました。

 

注:キューバの場合、メジャーの選手以外は、ふだんの所属チームのシーズンが終わるとキューバに帰ってきて、もとの自分のチームに戻ります。ソフトバンクのデスパイネも昨年のシーズンオフ、キューバに戻ってグランマというチームに補強として入りました。

 

まとめ

この投稿では3つスペイン語をシェアしました。

 

(1)~にいるだけのことはある

“tener cualidades para estar donde está”

 

(2)青天の霹靂のよう

sonar como un trueno

 

(3)~に迷いを生じさせる

crear dudas entre seguidores y técnicos

 

この投稿があなたのレベルアップの参考になればうれしいです。

継続すれば、あなたも上級者になれます。

 

おまけ

・過去10年ではキューバリーグでもっとも安定した成績を残しているチーム

= el conjunto más estable de la pelota cubana en la última década

 

・筋がいいルーキーだが、まだまだ青い

= un novato de buenas manos, pero todavía muy verdecito

 

・キューバで最も安定したショートの代役という責任にどう向き合うのか見てみよう

= veremos cómo encara el compromiso de reemplazar a uno de los torpederos más seguros de Cuba

 

・不可欠な控え選手

= sustituto imprescindible

 

・出場

= salida

 

・いい守備を見せている

= enseña buenas maneras con el guante

 

・野手がいないところにボールを運ぶ能力がある

= al bate es capaz de dirigir la pelota hacia territorio neutral

 

・そのレベルまで出来ているので今シーズン打率3割以上をキープしている

= tanto que en la presente Serie se ha mantenido por encima de 300 de average

 

・ベラスコに生まれた人が良く、忠誠心のある農村の人

= un guajiro noble, leal, nacido en Velazco

 

・アビラ県の1月1日という市にある農村

= una comunidad agrícola del municipio avileño de Primero de Enero

 

・カマグエイ県との境に

= en los límites con Camagüey

 

・あまり多くを教えることはできなかった

= no pudo enseñarle mucho

 

・このスポーツの才能がなかった

= no exhibía dotes en el deporte

 

・息子が言うし、筆者も同じ意見だ

= lo dice el hijo y lo ratifica este redactor

 

・兵役を共にした

= compartió con él en el Servicio Militar Activo

 

・新たに顔をのぞかせる血統だが、権力を伸ばそうという考えはない

= es sangre nueva que asoma sin pretensiones de dinastía

 

・うまく行っている

= me están saliendo bien las cosas

 

・若手はそう言うに留めた

= se limita a decir el joven

 

・ホテルのプールサイドで

= a un costado de la piscina del hotel

 

・ジョルビスはショートの先生で、すばらしい人物であり友達だ

= Yorbis es un maestro en la posición, excelente persona y amigo

 

・彼がいない間プレーしただけで、取って代わろうとは思ってない

= solo traté de jugar por él mientras no estaba, no de sustituirlo

 

・彼をレギュラーの座から引き下ろそうなんて多くを望むようなもの

= sería demasiado pretensioso pensar en desbancarlo

注:RAE辞書では “pretencioso(=presuntuoso)” = “pretende ser más de lo que es” と定義されています。“desbancar” は「人を押しのける」とかいう意味ですね。「追い抜く」とか言ってもいいと思います。

 

・出場機会の一つひとつでいいプレーをしたい

= quiero hacer bien mi trabajo en cada salida

 

・彼が不在の間、自分が質の高いプレーをしたことを彼はうれしく思っているはず

= para él debe ser motivo de satisfacción que yo actuara con calidad en su ausencia

 

・彼がショートのレギュラー

= él es el titular de la posición

注:レギュラー選手= titular、regular

 

・その仕事を全うできて誇りに思う

= me siento orgulloso por cumplir con la tarea

 

・こんな早く成功すると想像していましたか?

= ¿imaginaste que el éxito iba a venir tan rápido?

 

・成功は考えたことはないし、今でも考える事はない

= nunca pensé en el éxito, ni pienso

 

・それより成功はまだ訪れていない

= es más, creo que todavía no ha llegado

 

・まだ道のりは長い

= falta mucho terreno por recorrer

 

・自分は成功した選手じゃない、チームのなかの一員だ

= no soy un pelotero exitoso, soy uno más dentro de mi equipo

 

・監督からショートに選ばれたと聞いたとき

= cuando el director me dijo que era el elegido

 

・監督、そしてファンをがっかりさせられないと思った

= pensé que no debía defraudarlo, ni a la afición tampoco

 

・選手として誰からいちばん多くのことを学んだ?

= ¿de quién has aprendido más como pelotero?

 

・自分のためになる事を教えてくれる人ならすべて

= de todo el que me aportara algo útil

 

・監督とベテランのアドバイスはいつも聞く

= siempre oyendo los consejos de mi director y de los experimentados

 

・ボロートが完全復帰したらレギュラー出場が恋しくなると思いますか?

= ¿extrañarás el juego activo si en definitiva se incorpora Borroto?

 

・ハートとメンタルがプレーし続けることに集中しているとき

= cuando tu corazón y tu mente están centrados en seguir jugando

 

・今までのようにうまく行ってるときならなおさら

= más si las cosas te han salido como hasta ahora

 

・グランドに出られないのが寂しくなるのは当然

= es lógico que extrañes no salir al terreno

 

・強いボールを投げていた

= tiraba duro

 

・一試合なげたらローテが回ってくるまで待たないといけない

= después que trabajabas en un juego debías esperar a que te tocara de nuevo en la rotación

 

・うずうずしていた

= eso me inquietaba

 

・ベンチには戻りたくない

= no quisiera volver al banco

 

・レギュラーでグランドに出られるのは10人

= en el terreno no caben diez regulares

 

・バッティングと守備どっちが好き?

= ¿Qué te agrada más, batear o actuar a la defensa?

 

・守備。でもバッティングもおろそかにはしない

= jugar a la defensa, sin descuidar la ofensiva

 

・ボロートのファンだ

= soy admirador de Borroto

 

・ショートでプレーしているのは偶然じゃない

= no por casualidad me desempeño en el campo corto

 

・今どんなことを願っていますか?

= ¿Cuál es tu deseo en estos momentos?

 

・リーグが終わって、シエゴがチャンピオンになること

= que se acabara la Serie y Ciego fuera campeón

注:“acabar(se acabara)”と “ser(fuera)” が接続法になる理由はわかる。でもなんで過去形なんだろう?

 

・期待と新たな挑戦のコンパスがひらく

= se abre un compás de esperanza y nuevos retos

 

・未来はもうすぐ訪れる

= el futuro está por llegar

 

・ショートを守るボロートを観られる日をファンは待っている

= los seguidores esperan verlo de nuevo en el campo corto

 

・若きミチェル・アルテアガはパフォーマンスに誇りを感じている

= el joven Michel Arteaga siente orgullo de la labor rendida

 

<タクミ>ってだれ?

スペイン語の変態です。

ずっとスペイン語の事を考えています。

 

スペイン語は大学の頃にはじめました。

かれこれスペイン語歴15年ほどです。

 

・スペインに半年留学

・そのままアルゼンチンに飛んでメキシコまでバックパッカー旅

・メキシコで仕事

・メキシコで大学院

・ペルーで仕事

・メキシコで仕事

 

飽き性のせいで、ふらふらした人生を送ってます。

長くつづけられたのは、スペイン語と野球だけです。

 

今、心のなかにある願望は、

 

・スペイン語が上手になりたい

・キューバに住み込みでダンス修行がしたい

 

では、また明日!

¡Hasta mañana!

《ただ~というだけで~される》《モノあつかいする》をスペイン語でなんという? ~アルゼンチンで起きた学校教員の性的スキャンダルから~

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おはようございます!

 

スペイン語変態ブロガーの<タクミ>です。

スペイン語のレベルアップにつながる考え方をまいにち発信しています。

 

今日のスペイン語

今日は3つスペイン語をシェアします。

 

(1)身をもって経験する

“vivir en carne viva”

 

(2)ただ~というだけで(~される)

“por el simple hecho de ser…

 

(3)モノあつかいすること

“objetivización”

 

Study Spanish! の想い

Study Spanish! はスペイン語の初心者のために書いています。

10年くらい前、わたしは日々のコミュニケーションには支障がないレベルにいました。

 

でもネイティブと仕事で同等に渡り合えるレベルにはなかったです。

それから少しずつ勉強を積み重ねてきて、今では通訳ができるまでになりました。

 

大人になってからの外国語学習はひとりでマラソンを走るようになりがちです。

努力しても結果が出るか分からないという最悪なマラソンです。

 

ほかの外国語を習得したことがある人なら、間違いなくゴールできると確信できます。

でも、スペイン語がはじめての外国語だと、その確信がわいてきません。

 

・海外に出たい

・スペイン語で仕事をしたい

・現地の人と直に話をしたい

・そのためにスペイン語を磨きたい

 

こんな「むかしの自分と同じ悩み、願望をもつ人の役に立てたら」

 

そんなふうに思って書いています。

 

ネイティブはこう表現する

今日の例文はアルゼンチンのラ・ナシオンから抜き出してきました。

学校の教員がはたらいた性的なスキャンダルのニュースです。

 

いい成績をつけるのと引き換えに、女子生徒に裸をみせるのを要求する教員がいたという告発を1人の女子生徒がしました。

 

(例文)

Lo viví en carne propiapor el simple hecho de ser mujeres, somos violentadas en el ámbito escolar… La alumna pidió que el cambio cultural supere la sanción de los acusados. No tienen que remover solo a los profesores que tuvieron actitudes inapropiadas, tenemos que educar a los mujeres y hombres de igual manera y dejar de responsabilizar a las mujeres por la objetivización del cuerpo.

Fuente: La Nación (Argentina), 1 de octubre de 2018

 

(訳)

自分が身をもってそれを経験した女性というだけで、学校で暴力の対象にされる。女子生徒は、教員の処罰にとどまらず文化的な変化を訴えた。不適切な行動をとった教員を異動させるだけではなくて、女性も男性も同じように教育しないといけない。そして、体がモノ扱いされることを女性の責任にするのをやめないといけない。

出所:2018年10月1日付、La Nación(アルゼンチン)

 

注1: “vivir en carne propia” は前にも紹介しています。

study-spanish.hatenablog.com

 

注2: “por el simple hecho de…” はよくつかいます。日本語からは想像しづらいです。「スペイン語ではこう言うんだ」と割り切っておぼえるしかないです。

 

注3:“objetivización” はRAE辞書には載ってません。でもこの分野では当然のようにつかわれている単語です。頭が固い人は「そんなのまちがったスペイン語だ!」とか言うでしょうが、言葉は変化するものなのでつかってイイのです。

 

スペイン語圏では性的暴力が大きな社会問題の1つです。

学校や教会でも大人が子どもを搾取した、というニュースはしょっちゅうです。

 

なんでこうなるのか理由はわかりません。

でも、根本は性的な抑圧のせいだと思います。

 

まとめ

この投稿では3つの表現をシェアしました。

 

(1)身をもって経験する

“vivir en carne viva”

 

(2)ただ~というだけで(~される)

“por el simple hecho de ser…"

 

(3)モノあつかいすること

“objetivización”

 

この投稿があなたのレベルアップの参考になればうれしいです。

継続すれば、あなたも上級者になれます。

 

おまけ

・女性のモノあつかい

= “objetivización de mujer”

 

・性暴力

= violencia de género

 

・セクハラ

= acoso sexual

 

・権力の濫用

= abuso de poder

 

・このような行動の根底にあるもの

= lo que engloba estos comportamientos

 

<タクミ>ってだれ?

スペイン語の変態です。

ずっとスペイン語の事を考えています。

 

スペイン語は大学の頃にはじめました。

かれこれスペイン語歴15年ほどです。

 

・スペインに半年留学

・そのままアルゼンチンに飛んでメキシコまでバックパッカー旅

・メキシコで仕事

・メキシコで大学院

・ペルーで仕事

・メキシコで仕事

 

飽き性のおかげで、ふらふらした人生を送ってます。

ブレテないのはスペイン語が上手になりたいというところだけです。

 

今、心のなかにある願望は、

 

・スペイン語が上手になりたい

・キューバに住み込みでダンス修行がしたい

 

では、また明日!

¡Hasta mañana!